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訴えられた遊女ネアイラ

 1週間ほど前、報道ステーションの冒頭でうちの近所が出ていたのでびっくりした。平和堂跡地に竹中工務店らが建設中のマンションが、強度不足で再工事になるそうである。この建設現場は近隣住民の反対が激しく、少し前にもアスベストが検出されたことが読売ウィークリーで取り上げられていた。反対運動に加わっている人の中で、結構なやり手がいて、マスコミをうまく活用しているのだろうか。

 更に少し前、地方の薬害肝炎の裁判で「和解勧告」という紙を広げているのが大学の友人だった。一昨年だったか、「司法試験に通った」と6,7年ぶりに急に連絡してきて飲んだ後、すぐにまた連絡が取れなくなる勝手な奴だが、テレビによって活躍を知った。

 図書館でたまたま手に取った『訴えられた遊女ネアイラ』(デブラ・ハメル、草思社)は一気に読めた。奴隷身分からアテナイ市民権を得た遊女ネアイラの身分について、裁判でその正当性が問われる。誇張して興味を引くように書けば、「苦労の末につかんだ幸福も束の間、美貌の女性は再び奴隷身分に突き落とされるのだろうか」という感じ。裁判の弁論集を基に、2350年前の法廷ドラマをある程度まで詳細に再現できることに驚いた。こういうことが日本史で可能なのは、恐らく江戸中期以降ではなかろうか。 
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