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手塚治虫と茨城県の関係

 今日、本屋で手塚治虫の『アドルフに告ぐ』の新装版文庫が並んでいて、何度も読んだ漫画だがつい手に取ってしまった。たまたま読んだページで、主人公の峠草平が、ヒトラー出生に関する秘密文書が無事とわかり、警察で嬉々として自分の出身地を告げるくだりがある。それは「茨城県新治郡土浦町」。昔からの疑問がまた頭をもたげた。僕が茨城県出身だからだが、手塚治虫作品に茨城県の地名(特に土浦市近辺)が頻繁に出てくることが昔から気になっていたのである。手塚治虫自身は、兵庫県宝塚市の育ちで大阪のイメージがある。それが、主人公たちの出身地として、茨城県の地名をわざわざ出してくるのはどうしてなのかずっと不思議だった。
 
 以下、手元に漫画がないので、記憶を頼りにインターネットで調べながら書いているので、間違いがあるときは失礼。また、手塚治虫と茨城県の関係について、詳しい背景などご存じの方は、ぜひ教えてください。

 例えば『ミッドナイト』という漫画では、主人公のミッドナイト(三戸真也)は、茨城県尻軽村出身で、酒乱のヒゲオヤジを捨て家出してきたエピソードが出てくる。尻軽村というのは架空の地名だろうが、物語の後半になってやや唐突な展開があって、実の肉親はヒゲオヤジではなくて、ブラジルの富豪「土浦」家という秘密が語られていた。

 また、幕末物の傑作『陽だまりの樹』では、主人公の伊武谷万次郎が常陸国府中藩(現・石岡市)の藩士(江戸詰)であり、物語中、石岡市近くにあるという永沢村がその領地として出てくる。『陽だまりの樹』は、手塚治虫の先祖がもう一人の主人公として描かれており、曾祖父である手塚良仙(息子)は史実としても府中藩の侍医だった。西南戦争の出征途中で亡くなった、と物語の終わりで書かれていたが、今回インターネットで調べると、その墓は石岡市の清涼寺にあるという。

 『陽だまりの樹』から想像すると、手塚治虫は自分のルーツとして、茨城県の石岡市近辺(土浦市は石岡市と隣接)を意識していたのだろうか。また、今回調べてわかったが、岡野玲子さんという漫画家がいて、彼女は土浦市出身だが、手塚治虫の息子である手塚眞さんと結婚しているそうだ。結婚年までわからなかったので、義理の娘の出身地を作品のネタに出してみたのか、あるいはご両人にもともと地元のご縁があったのか、そんな可能性もあるのだろうか。
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テーマ : マンガ
ジャンル : 本・雑誌

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